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共生の文学

共生の文学
別所真紀子 / 序文・伊藤桂一
定価1,890円(本体1,800円+税)
発行:東京文献センター http://www.tokyonew.com/tbs/
ISBN978-4-925187-23-7
女人俳人について
評論に定評のある初の俳諧評論集
第一部 フェリーニの嘘
ほの語らいし/共生の意思/あかとき露に/「アメリカの夜」と「深川の夜」/銀の道/散りてのち−杜國と登世/鬼女となるべし/あさくそまる/夏大根の人参汁/芭蕉の無心/フェリーニの嘘/再びフェリーニの・付合の愛/安楽椅子探偵/夢の内容/付合考
第二部 共生の文学
共生の文学/ことばの新しい力学を/雲に鳥未来にむかって−リリアン・ギッシュ連句/形式と付合の変容
現代連句試論
?さまざまな宇宙 ?運動する精神共同体 ?月々に新なり ?文学を超えるもの
第三部 俳諧に展かれた女性史
「ことば」を獲得した庶民の女たち―俳諧俳諧に展かれた女性史/俳諧に見る家庭生活/一茶関係俳書にみる女性俳諧師奥の細道女人行−諸九・菊舎・素月/垂直の発光体−仕立てられた狂気・杉田久女論

<愛読者カードより>☆著者の自由なあたたかい眼差を間実評論集でした。『つらつら椿』 に続く作品を読みたいと思います(長野・男)☆まことに著者・別所真紀子様ならではの俳諧論の金色塔です。 机上に机傍に日夜一行ずつ”嘱す”思いで愛読いたします。(東京・男)☆小学校の総合学習として「子供連句しりとりれんく」の指導をしています。「共生の文学」の江戸時代の子供の句に接し、平成の子供の過保護からの解放として「しりとりれんく」をさらぶひろめる新らたなる力を与えられました!(宮城・女)

2009年3月8日〜約半年ジュンク堂書店池袋本店特設の木田元書店で『共生の文学』と『古松新濤』が選書されました


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