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真空管半代記-ロングセラー!

20世紀が生んだ驚異の発明品、家庭電化製品から人工衛星にも使われ続けている21世紀への贈り物

第一部 私と真空管
電気への目覚め,アマチュア無線と私,敗戦そして占領軍が来た,エンジニアへの道のり,日産でアナコンアナログコンピューター),ヒストリアンとしての私

第二部 真空管のあゆみ
語句について,真空管製造会社名の変遷表,真空管は今でも現役,無線は有効な兵器,真空管国産化,真空管の発達とラジオ放送開始,真空管の改良と工夫, 家庭用電力でも使える三極管誕生,四極五極の真空管に改良,一般家庭用ラジオ受信機の普及,トランスレス受信機用の真空管開発,スーパー用の周波数変換管,エーコン管の誕生,キャトキン管の誕生,全金属真空管の開発と発展/同調指示管-マジックアイ,テレビジョン用の真空管の開発,戦後のテレビジョン開発と実用化,ミニチュア管の開発,サブミニチュア管の開発,旧日本軍用真空管について,レーダー開発にまつわる話,電波信管対有眼信管,全波受信機の発売,スーパーへの転換,F.M.移動通信の実用化,アマチュア無線の許可,そして現状は,F.M.放送開始から現状まで,マイクロ波用進行波管・モルトン管,広帯域増幅管高Gm管二次電子管),「Hシリーズ」について,日本独自の真空管

付録 規格表及び真空管ベース接続図 RCAオリジナルナイン東芝Hシリーズ,ホームスーパシリーズ,GTレスシリーズ、国産電池管JRC・Nシリーズ
<愛読者カードより>☆面白い本です(群馬)☆綿密な調査と慎重な記述に裏打ちされた好著だと思います。久し振りに手応えのある書物に出会い嬉しい限りです。(埼玉)☆読み物として面白い内容でした。個人の趣味でこれだけ研究するのは素敬します(北海道)☆ある程度電気知識のある読者には非常に面白くなつかしく読む事ができました(埼玉・男性)☆大変興味深く読ませていただきました。大半の真空管は使用したか、所有しているものなので、おなじみであるのに、その陰の物語は知らなかった部分があることに気づきました。特に戦時中の軍関係の話で知らないことが多かったです。昭和18年以後、終戦直後まで真空管の入手ができなかったことを思い出しました(東京)


真空管半代記
藤室衞
定価:本体価格1,800円+税
発売・東京文献センター
ISBN978-4-925187-14-5(半代記シリーズ)
http://www.tokyonew.com/tbs/?p=90