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今だから 書ける、この本のウラ話 第12回 地方研究家・大木衛さん

=生きがいを、冊子として=

銚子は関東地方の最東端で海上に帯状につき出た半島で、南からの黒潮でカツオやマグロが採れ、北からは寒流にのってサンマやサバなどが水揚げされています。文化も同じで北州や畿内のすぐれた文化が伝わり北のアイヌの人々の言葉が地名となって伝えられています。
『銚子半島の歳時風俗誌』では、地域史を交えながら紀州の人々によって習慣など、そして銚子独特の習慣や年中行事・神社等の信仰をまとめました。地元紙にエッセイ400回収録で一冊目が出版でき、現在は800回を超えています。
市民文化としての地方史や風俗・先祖のルーツ、そして地域史をまた学びたいとの需要もあります。銚子は気候が温暖、周囲が海産物の豊か、古代から中世史、そして、千葉県内では千葉市に次いでの市政の地。江戸時代は県下第一の人口をもつ、生産都市をプライドをもって、先人の文化を掘り起こしながら、次の世代へ伝えたいと考えています。

銚子半島の歳事風俗誌
http://www.tokyonew.com/tbs/?p=278

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